4月19日(土)、日清製粉グループ様「ふくしまを知る」ツアーが開催され、グループ会社の社員38名様にご参加いただきました。今年は社員様だけでなくそのご家族様にもご参加いただき、子どもから大人まで多様な方々にふくしまの現状を知っていただくことができました。
東京駅からバスに乗り込み、福島を目指します。途中ネモフィラ渋滞に悩まされながらも、車内ではプレゼントツリーのご紹介や、ご参加の皆様の自己紹介、そして被災地復興支援として日清製粉グループ様がこれまでに行ってきた活動のご紹介などが行われ、和やかな雰囲気。





お腹も空いてきたお昼の12時、目的地である広野町の多世代交流スペース「ぷらっとあっと」に到着しました! 現地では、広野町の遠藤町長をはじめ、現地カウンターパートである「わいわいプロジェクト」の皆さんが迎えてくれます。


まず、遠藤町長から歓迎のご挨拶。2016年から復興支援として長く広野町へ足を運んでくださっている日清製粉グループの皆様にお礼が述べられます。広野町のお弁当屋さんのお弁当をいただきながら(お味も量も大満足でした!)、「わいわいプロジェクト」理事長の根本さんがご自身が津波に遭ったときの経験を語ってくださいます。当時の記憶というのはどうしてもだんだん風化してしまいますが、生の体験を直に聞いて自分の心と頭に刻み付けることは、とても大切だと感じました。





続いて、「わいわいプロジェクト」青木さんより、直近の広野町での取り組みについてご紹介いただきました。ここ「ぷらっとあっと」誕生秘話や、地域の方々が集まる場になっているというお話に、参加者の皆さんも聞き入っていました。


広野町のシンボルである2本の煙突をバックに、全員で記念写真をパチリ! また来ますね~!

バスに乗り込み、ここからは「わいわいプロジェクト」の磯辺さんがガイドをしてくれます。地元を知り尽くした磯辺さんのガイドはとても面白い! バスの車窓から「PTひろの」のある防災緑地を見てから震災慰霊碑へ向かい、ここで1分間の黙とうを捧げます。震災を忘れないために、これから防災に活かしていくために…。



続いて目指したのは大熊町。福島第一原発の中間貯蔵施設を見学します。まずは「CREVAおおくま」内にある中間貯蔵事業情報センターで、見学の受付と説明を聞きます。ここから職員さん2名がバスに同乗し、帰還困難区域である中間貯蔵施設の敷地内へ入っていきます。



たくさんのフレコンバッグや鉄くず、大きな駐車場が車窓を通り過ぎていきます。まずは土壌貯蔵施設へ。まだここは工事現場という扱いなので、バスから降りるときは、ヘルメット・手袋・マスクを着用します。ここには除染で出た土が埋められているのですが、覆土をしているため放射線量はそれほど高くありません。線量計が配られ、実際に測ってみてもこの通り。



津波の被害がそのまま残っている福島県水産種苗研究所、震災当時から時が止まったかのようなサンライトおおくま。そしてこの高台からは、福島第一原子力発電所が見えます。眼下には広大な土壌貯蔵施設、そしてフレコンバッグの山々…改めて事故の影響の甚大さを感じました。






中間貯蔵施設を後にし、バスは磯辺さんの軽快なトークとともに双葉町を抜けて浪江町へ。「道の駅なみえ」でお買い物を楽しんでいただきます。地産の野菜や加工品、スイーツから自慢のお酒まで、いろいろなものが並んでいます。「福島を応援したい!」と、皆さんたくさんお買い物をしてくださいました!ありがとうございます…!



1日現地のガイドをしてくださった磯辺さんとはここでお別れ。ありがとうございました! 一行は東京へ帰ります。帰りのバス車内で皆様に感想をお伺いしたのですが、「ニュースで報道されるのと全然違った。来てよかった」「復興は進んでいるが、まだまだ道半ば。何かできることを考えたい」「現地の方のお話は衝撃的でした。知ることができて良かった」と前向きな感想が次々飛び出し、私たちもご一緒できて良かったと感じました。1日大変お疲れ様でした。
改めまして、ご参加くださった日清製粉グループの皆さまに、厚く御礼申し上げます。また来年も、一緒に福島を訪れましょう!
