熱海の森の里山再生 コナラの苗木100本植樹
東京都のNPO法人環境リレーションズ研究所(鈴木敦子理事長)はこのほど、熱海市下多賀のプレゼントツリー熱海の森で、独自の森林再生イベントを行った。首都圏などに住む35人が、コナラの苗木100本を植樹した。
熱海の森の里山再生活動は2010年にスタート。今回は2回目の植樹イベントとなった。参加者たちはメンバーの指導で、マイ時神宮の森で採取したドングリから育てたコナラの苗木を植樹。左右には支柱を盾、害獣防止ネットも張った。
熱海の森は、かつて大手ゼネコンが所有していた保安林指定山林約7.5ヘクタール。管理が行き届かずシカの食害などで荒廃していた山林を、同法人が譲り受けた。これまで広葉樹の苗を植え、山道を整備するなど森林再生を図っている。