「Present Tree in 宮古」第3回植樹イベント開催報告!

こんにちは、プレゼントツリー事務局です

今年最大の台風19号が九州からゆっくりと日本縦断を進めていた10月13日(体育の日)、「Present Tree in 宮古」で第3回目の植樹イベントを開催しました。主催者・参加者様の心配をよそに、奇跡的に雨も風もなく、気候的には植樹作業には最適な一日でした。

参加者は県内外から総勢約90名。リピーターや皆勤賞の方もいらっしゃり、感謝の気持ちでいっぱいです。

開会式では、主催側より当NPO理事長/鈴木の挨拶に始まり、現地協働先からは宮古市産業振興部長/佐藤様、株式会社小林三之助商店 岩手工場長/田鎖様から、また宮古市民代表として宮古市東ロータリークラブ 復興支援プロジェクト委員長/山崎様よりご挨拶をいただきました。



(左から、鈴木、佐藤様、田鎖様、山崎様)

植える苗木の樹種は、写真左上から時計回りに、ナナカマド、ヤマザクラ、ブナ、ミズナラの4種類。

標高約1,000mの植栽地で苗木が丈夫に育つためには、しっかりと丁寧に植えることが重要。なにごとも、最初が肝心なのです。植え方のご指導は、いつも楽しいお話を交えて説明してくださる、岩手県森林整備協同組合/舘野様から。配られた苗木のイラストと解説も、舘野様の手になるものです。

 

説明を聞いたら、いよいよ本番。班に分かれて、リーダー先導のもと担当エリアに移動します。一昨年・昨年と下のほうのエリアの植樹は完了したので、今年は少し上のエリアに植えます。お子様の足だと、移動に約10分くらいかかりますが、美しい景観を眺めながらどんどん進んでいきました。

さあ、大人も子供もがんばって植えるぞー!






植樹作業終了!これから、バスに乗って昼食会場の「区界ウォーキングセンター」に移動です。

お昼のメニューは、宮古市のソウルフード、今が旬のサンマのつみれ汁。大きなサイズのつみれとお野菜やキノコもたっぷり入り、心もからだも温まるお味です。



昼食後のワークショップは、4つのプログラムから選べます。こちらは、林内散策チーム。ガイドさんのお話と見晴らし山からのすばらしい眺めで、参加者は大満足。




(バックは兜明神岳)

こちらは、間伐材でコースター作り。のこぎりで木を薄く切るのは、思いのほか苦労していたよう。あとは、サンドペーパーで表面を滑らかにして出来上がり。

こちらは、区界周辺で採れた葉っぱや草花の押し花をつかったコースター作り。作品にも個性が出ますね。

そしてこちらは、ドングリや松ぼっくりをつかったクラフト。女の子らしいデコレーションが素敵。右はオーガニック化粧品メーカーの方の作品。

そして、参加記念として皆さまに植林証明書を贈呈。1本のプレゼントツリーを、一緒に植えた班のメンバー全員で里親さんになっていただきます。

閉会式では、参加者を代表して3組の方にコメントをいただきました。皆さまそれぞれに楽しんでいただいたようで、嬉しく思います。閉会のご挨拶は、3年間皆勤賞のみやこ市民の森づくり推進協議会会長/刈谷様(↓右)からいただきました。

 

最後に、当日の運営だけでなく様々な準備を、そして植樹した後10年間の保育管理をしてくださる地元協働先の皆さまに、参加者からあたたかい拍手がありました。宮古市、株式会社小林三之助商店、岩手県森林整備協同組合の皆さまに、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。


あっという間にお別れの時間。宮古市内からいらっしゃった方も、東京方面からいらっしゃった方も、素敵な笑顔でお帰りになりました。皆さま、本当にお疲れ様でした!


<ご参加いただいた企業(五十音順、敬称略)>
株式会社イプサ、株式会社イムラ封筒、エースホーム株式会社、新生紙パルプ商事株式会社、株式会社ビーバイイー、株式会社フィアット クライスラー ジャパン、株式会社ブロードリーフ

<おまけ>
あたりは、すっかり秋景色。カラマツの葉が黄色くなると、区界ではもう雪の季節が始まります。短い秋の美しい景色を、目にやきつけておきました。




 

Present Tree 事務局

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