「Present Tree in 宮古」第4回植樹イベント開催報告!

 こんにちは、プレゼントツリー事務局です

10月12日(月・祝)岩手県宮古市区界(くざかい)の「Present Tree in 宮古」で、第4回植樹イベントを開催しました。参加者数は、市内外から総勢約90名。

当日朝、出発地の盛岡市内は雨。標高1,000m超の山間にある植栽地も、曇天で時折冷たい雨が降る生憎の天候でしたが、周囲の広葉樹の森は紅葉の真っ盛り。兜明神岳も黄色や赤のグラデーションに彩られていました。

 

植える樹種は、ミズナラとブナ。いずれも寒冷地で自生する樹です。標高1,000m超えともなると、元気に生長する樹種も限られてきます。「Present Tree in 宮古」では、これまでヤマザクラやナナカマド等6種類の樹種を植えてきましたが、今回からはこの2種が主流になります。 

(イラスト:岩手県森林整備協同組合 舘野政志)

さて、5班に分かれて植樹エリアに移動。4年前から昨年までに植えたエリアを通り、段々と上に昇っていきます。途中、大きな房のヤマブドウを発見。植樹リーダーが採取し、参加者の皆様に味わっていただきました。

 

いよいよ植樹作業開始。植え方の指導をいただいた後、慣れない鍬を使って穴を掘り、ポット苗を植えていきます。 

 

 

そして作業の合間には、アルプホルン演奏体験。初めてながら見事な音色を奏でる方もいれば、吹いても吹いても音が出ない方も(^^;

 

 順調に作業を進めている最中、いきなり濃霧に包まれてしまいました。安全第一、終了予定時間前でしたが下山することに。

 

 昼食会場の「区界高原ウォーキングセンター」へ移動。温かい「サンマのつみれ汁」で、冷えたからだをあたためます。

 

今回のイベントでは、エンターテイメント・プログラムがふたつ。

ひとつ目は、花巻市をベースに活動する「早池峰アウトドアクラブ」の皆様によるアルプホルンの演奏会。昼食の間も素敵な音色で、参加者の皆様を和ませてくださいました。

 

ふたつ目は、龍泉洞で有名な岩泉町で活動する「KIKORIアート倶楽部」のお二人による、チェーンソーカービングの実演。杉の丸太をチェーンソーのみで削って、木彫りの彫刻をつくります。はじめは大胆に、そして終盤にさしかかると繊細なチェーンソーさばきで、本物そっくりのフクロウができあがりました!

 

 

チェーンソーカービングの実演を見学しつつ、参加者の皆様は、手ノコで丸太を切って間伐材コースターをつくりました。簡単そうに見えますが、実際に手ノコで木を切るのは結構大変...。

   

すべてのプログラムが終了し、パフォーマーの皆様、そして作品のフクロウとともに記念写真。

参加者の皆様には、とても寒い中最後までお付き合いいただき、厚く御礼申し上げます。そして、この日のために諸々の準備・ご手配いただきました地元協働者の皆様(宮古市・株式会社小林三之助商店・岩手県森林整備協同組合・早池峰アウトドアクラブ・KIKORI倶楽部、敬称略)に、心より感謝申し上げます。

来年も同時期に、第5回植樹イベントを開催する予定です。来年は晴れるといいな!

最後に、ご参加いただきた企業の皆様にも、この場をお借りして御礼申し上げます:FCAジャパン株式会社、株式会社公文教育研究会、セイノースーパーエクスプレス株式会社、株式会社ブロードリーフ(敬称略)

Present Tree 事務局

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