こんにちは、プレゼントツリー事務局です
北海道雨竜郡幌加内(ほろかない)町にある北海道大学雨龍研究林内の「Present Tree in 雨竜」の最近の様子が、同大学から送られてきました。(今さらながらですが、雨竜郡は「竜」、雨龍研究林は「龍」の字が使われています。誤植ではないので、念のため。)
今年は8月に、観測史上はじめて1年に3つの台風が上陸した北海道でしたが、幸い植栽地のある地域では大きな被害はなかったとのことでした。
最初の2枚の画像は、10月7日(金)の様子です。その週前半までは暖かい日が続いていたようですが、7日の朝に突然雪が降ったとのことです。2016年度植栽分として植えていただいたアカエゾマツ苗木です。
本格的な冬が到来し積雪すると、苗木は雪が融ける4月末くらいまでその中で冬眠します。
次の2枚は、植える前の植栽地の様子です。とても展望の開けたエリアですが、一面「チシマザサ」が繁茂しています。(春(本州では初夏にあたる)には、このタケノコ(ネマガリダケ)が採れます。)
ササは地下茎が発達しているので、これを重機(レキドーザ)を用いて取り除いてから、苗木を植えているのです。現場の作業の大変さがわかりますね。