こんにちはPresent Tree事務局です。
11月30日(土)に東京都が主催する「100年後の東京の森林・林業を考える」シンポジウム が開催されました。
オープニングは、江東区の少年少女合唱団の透き通る歌声から始まりました。

続いて主催者である 東京都知事 小池百合子氏よりご挨拶と少年団への苗木の贈呈です。


さて、パネルディスカッションが始まります。
この度、弊団体理事長 鈴木敦子がパネリストとして参加しました。

「ボランティア団体」NPO法人森づくりフォーラム事務局長 宮本 至氏
「企業」㈱環境ビジネスエージェンシー代表取締役 鈴木 敦子氏
「行政」東京都産業労働局も雨林水産部森林課 石城 護氏
東京は大都会のイメージがありますが、実は東京都の総面積の約4割を森林が占めています。
戦後、私たちのライフスタイルが急激に変化する中、「森を育て、木を使うことによる持続可能な暮らし」 が出来なくなってしまった現在、色々な問題が起きています。
例えれば、以下のような問題が待った無しの状況にあります:
・東京都の人口林のほとんどが伐採時期を迎えているが、林業従事者の高齢化や安価な輸入木材の利用増加など 、国内産の木材を使用してもらう環境が整わないため間伐できない。
・間伐の時期を過ぎてしまうと木が育たず、森が荒れてしまう。
・森林所有者のほどんどが高齢、又は所有者不明のため管理・維持できなくなる。


このような現状を踏まえ、パネルディスカッションを通して現在の取組や課題、将来の東京に期待すること等について、 様々な角度からディスカッションしてまいりました。
いま、私たち一人ひとりができる事を改めて考えないといけない時です。