2月26日、熊本県球磨村にある「プレゼントツリーin南九州」植栽地を視察してまいりました。
2020年7月に熊本県を襲った記録的な集中豪雨により、球磨川が氾濫を起こし、 全世帯の約3分の1が浸水被害に遭い、 甚大な被害をもたらしたこの災害については、皆様の記憶にも新しいと思います。
当時は現地に出向くこともままならず、物資を送ることしかできませんでしたが、2年弱の月日がたち、この度現地に入れることができました。
球磨川添いの国道は、復旧作業車のみ通行可能で、堤防の設置工事を行っていました。
現地のカウンターパート、球磨村森林組合の高台にある新オフィスには、氾濫時の水位を表す赤線が表示されていました。
防波堤沿いから植栽地がある山頂付近までも、各所で土砂崩れあとが見受けられ、豪雨の凄まじさを感じました。
幸いにも、プレゼントツリーの植栽地は比較的に被害が少なく、樹々も大きく、順調に育っていました。
多少見ずらいですが、2007年度に建てた看板も倒れず、プレゼントツリー沢見平地区の入り口を示してくれています。
森へ入ってみました。推定3m以上の樹々が生い茂っていました。
下山中、落差20mある、布ヶ滝を見ることができました。
また、森へは入れませんでしたが、もう一つのプレゼントツリー植栽地である板崎地区も見ることができました。
今回の視察にご協力をいただきました球磨村森林組合 水篠さま、及び(株)南栄 出崎さまに深く御礼申し上げます。