プレゼントツリーは「人生の記念日に樹を植えよう!」を合言葉に、大切な人や自分自身のために記念樹を植えて、森林再生と地域振興につなげるプロジェクトです。都市の人びとに苗木の里親になってもらい、その苗木を介して縁のできた中山間地域との交流人口を増やすことによって、森だけでなく地域も元気にしていきます。
認定NPO法人環境リレーションズ研究所(東京都千代田区)が運営し、スタートから11年目を迎えた今現在、国内外24ヶ所で活動しています。植えた苗木には1本1本ナンバープレートが付けられ、10年間森になるまで大切に育てます。苗木の里親になった方には、ナンバープレートの番号が記された「植林証明書」と贈り主からのメッセージカードが届きます。
山武市にある「Present Tree for さんむ日向の森」は、活動地のひとつです。2011年6月30日山武市と地元森林整備機関、環境リレーションズ研究所で10年間の森林整備協定を締結しました。
このプロジェクトが実現したのは、2011年~2012年に国内3ヶ所で開催された「木を植える男~フレデリック・バック展」がきっかけです。東京都現代美術館での展示企画・デザイン担当の増田様と、プレゼントツリーの活動にご賛同いただいた「さんむフォレスト」稗田様のご縁が、この素晴らしい取り組みへと導いてくれました。
当地では、松・サンブスギの「二段林」の復活など先人の知恵を未来へつなぐ試みも含め、里山の自然環境の要としての森づくりを目指しています。人と森との関わりを体験する里山活動の拠点となることを願い、里山の四季を愛でる花の咲く樹、鳥や動物達の集まる実のなる樹、シイタケの原木や薪炭になる樹などを植えています。
2012年3月には植樹イベントが開催され、山武市長はじめ市内外からの約150名の参加者がサンブスギや、ヤマザクラ等の広葉樹計約1,500本の苗木を植えました。当地に植えられた約4,000本の苗木は、里親の皆様に見守られながら、今もすくすくと生長を続けています。
※プレゼントツリー公式サイトhttp://www.presenttree.jp
※Present Tree for さんむ日向の森紹介:http://www.presenttree.jp/lineup/lineup13.html
第12回里山シンポジウム in 山武 報告書 「Present Tree for さんむ日向の森」について
Present Tree 事務局
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- 環境管理 第12回エコプロダクツ大賞 審査委員長特別賞(奨励賞)(名称)アーバン・シードバンク(会社名)株式会社環境ビジネスエージェンシー
- 日経新聞 再生林の樹木、盆栽に、自然の息吹、首都圏へ。(アーバンシードバンク)