出品者アピール:
休眠地域資源を活用した新たな都市緑化市場の創造と、希少となった日本の在来性植物保全~市街地生物多様性確保の取組との両立を実現する「アーバン・シードバンク」は、地域性在来種苗による緑化を12年間実施してきた㈱ゴバイミドリのノウハウと、10年間全国各地で放置林再生事業を営んできた当社およびNPO環境リレーションズ研究所の里山ネットワークとを活用してプロデュースするCSV型緑化商品。放置された真っ暗な荒廃里山の地中には、かつて自生していた地域性在来植物の種が沢山眠る。これら種集団「シードバンク」から育てた苗を寄せ植えした「アーバン・シードバンク」緑化ユニットで都市を緑化し、里山地方に資金と人を流す。
評価:
荒廃里山の地中には、「シードバンク」と呼ばれる、従来その里山に生えていた地域性在来植物の種の集団が存在する。このシードバンクから育てた苗を寄せ植えした「アーバン・シードバンク」緑化ユニットを都市の緑化に使うことで、都市は緑や生物で潤い、里山地域にはその利益が還流する。こうした取組により、荒廃里山の手入れ再開や「シードバンク」など未利用資源の有効活用が期待される点、従来、都市緑化で使われてきた外来植物を在来植物に替えることで都市の生物多様性の向上に寄与する点を評価した。