【プレスリリース】「Present Tree in みやぎ大崎」第三弾 本日スタート!

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宮城県大崎市で、米どころを潤す水源涵養の森づくり!

〜記念樹による森林再生「Present Tree in みやぎ大崎」第三弾が本日スタート〜

㈱ごっつお便(そごう・西武 グループ会社)がいち早く支援を表明!

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認定NPO法人環境リレーションズ研究所(東京都千代田区、理事長:鈴木 敦子)では、16年間継続運営してきた、森づくりと地域振興を結びつける事業「Present Tree(プレゼントツリー)」のスキームを使い、宮城県大崎市の鬼首地区に位置する耕作跡地の再生に際して、大崎市(市長:伊藤 康志)、森林施業に取り組む大崎森林組合(代表理事組合長:古内 公雄)、森林所有者代表(髙橋 宏幸)との間で、今後15年間の森林整備協定を締結、本日より里親募集を開始いたします。

「Present Tree(プレゼントツリー)」は2005年1月に始めた取り組みで、「人生の記念日に樹を植えよう!」と呼びかけ、大切な人や自分自身のために記念樹を植え、森林再生と地域振興につなげます。今までに、植栽が放棄されたところ、台風や山火事などで森林が消失したところ、里山として保全していくべきところ、水源の森として維持していくべきところなど、それぞれの理由により植樹が必要な場所(国内31カ所)で活動を展開してまいりました。その殆どは、少子高齢化が進んでいる地域にある一方、記念樹を植える里親の方々の殆どが首都圏を中心とした都市部の人達です。都市部の人達が、記念樹を持つことでその森を訪れ、都市と森との交流がはじまること、その交流人口増大のための拠点を担い地域を元気にしていくこと、がPresent Tree(プレゼントツリー)の狙いであり、新たな森の付加価値づくりに挑戦し続けています。

宮城県大崎市は東西に約80kmの長さを持ち、まちの中央を流れる江合(えあい)川と鳴瀬(なるせ)川の下流域には、広大で肥沃な米どころが拡がり、奥羽山脈に抱かれた山間の上流域には、「鳴子温泉郷」や、紅葉の景勝地「鳴子峡」があります。

米どころには、冷害や洪水など厳しい農業条件の中で育まれた独特の農業システムが拡がり、水田や水路、そして、水田の中に浮かぶ森のような屋敷林「居久根」は、多様な動植物が生息する豊かな生態系を生み、美しい農村景観を形成しています。

こうした持続可能な水田農業を支える「大崎耕土」の伝統的水管理システムは、未来に残すべき「生きた遺産」として2017年に「世界農業遺産」に認定されました。

「Present Tree in みやぎ大崎」では、鳴子温泉の伝統工芸「鳴子こけし」の材料になるミズキをはじめとする地元植生の広葉樹を、江合川上流域に植えることで森を育み、森が育む清らかな水が江合川を通じ、下流の米づくりと多様な生物との共存を支えます。1口1本5,000円を寄附し苗木の里親となることで、この森林再生活動に10年間参加することができ、寄附金は植栽やその後10年間の森林保全のために活用されます。里親の皆さんには植樹証明書が届けられ、それは、大崎市と里親の皆さんとの絆にもなります。

更に、脈々と受け継がれてきた大崎市の豊かな地域資源を末永く未来に継承するため、苗木の里親と市民との交流イベントを継続的に開催することより、植樹や育樹の作業を通した交流人口の増大と大崎市の振興にも寄与していきたいと願っています。

この度、グルメカタログギフト「ごっつお便」からは、食のサスティナブルに繋がる森林保全活動の取り組みとして、「大崎耕土」で栽培された「ささ結」に寄付金を上乗せ販売することを開始し、「Present Tree in みやぎ大崎」への支援を決定いただきました。(株式会社ごっつお便 代表取締役社長 田口  邦子 〒102-0083 東京都千代田区麹町2丁目4番地 麹町八幡ビル5F) https://paypaymall.yahoo.co.jp/store/gottsuobin/item/50210p9001/

​Present Treeでは、これまでに北海道から九州まで国内31箇所、海外2箇所で森林再生プロジェクトを進めており、現在までの支援者数はのべ約650万人、植栽本数は約22万3千本におよびます。今後も様々な理由で森林再生による地域振興が必要とされている地域において、都市と中山間とを繋ぐプロジェクトを提供してまいります。また、個人、企業問わず、この活動に賛同いただける方を随時募集していきます。

◆「Present Tree みやぎ大崎」申込ページ

https://blog.presenttree.jp/products/detail273.html

◆Present Tree(プレゼントツリー)とは?
プレゼント・ツリーの「プレゼント」には、大切な人へのプレゼント、と言う意味と、その地域の森へのプレゼント、延いては地球へのプレゼント、という意味が込められています。「贈り物に樹を植えよう!」と呼びかけて、都市部の人達が、全国に拡がる放置された森や、災害に遭った森、ゴルフ場や牧場が破綻した跡地など、樹を植える必要のある場所に、自分や大切な人のために樹を植えて、地元と共にその後10年間育てていくというプロジェクトです。自分の樹がその地に存在することによって、その地域に足を運ぶようになり、足を運べば交流が生まれます。この交流によって、森だけでなく、地域丸ごと元気にしていきます。
植えらえた苗木は10年間、森になるまで大切に育てます。

苗木の里親になった方には、樹の管理番号が記され「植樹証明書」と贈り主からのメッセージカードが届きます。

プレゼントツリー公式HP               https://blog.presenttree.jp/

Present Tree inみやぎ大崎      https://blog.presenttree.jp/ptforests/detail.php?id=21

本件については、本日下記の記者クラブに資料を配布させていただいております。

環境省記者クラブ・環境記者会・林政記者クラブ

<添付資料>
■「Present Tree inみやぎ大崎」リーフレット、「Present Tree」リーフレット

<参考資料>
■商号:認定NPO法人環境リレーションズ研究所
■役員構成: 理事長:鈴木敦子、副理事長:金子篤史、理事:中村則仁、​   

理事:相田一成、監事:原元利浩、事務局長:石森英里

■住所:〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-3-12 神田小川町ビル8階
■電話:03-5283-8143  FAX: 03-3296-8656
■設立:1999年10月~任意団体としてスタート。2003年9月、内閣府より認証を​   受け、全国展開を前提とした特定非営利活動法人となる。2010年4月より、国税庁の認定を受け「認定NPO法人」となる。
■業務協力先:公共団体、国立大学法人、森林組合、シンクタンク、環境調査企業、製造業等

Present Tree 事務局

〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-3-12 神田小川町ビル8階
Tel 03-5283-8143 / Fax 03-3296-8656

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