こんにちは プレゼントツリー事務局です。
私たち認定NPO法人環境リレーションズ研究所は、森林整備によるCO2吸収量認証制度により、この制度を実施している宮崎県から、県内のプレゼントツリー植栽地(高原町、川南町)での活動に対し、認証書を交付されました。
例えば、川南町「口蹄疫復興祈念の森」(1.3ha)では、10年間に54.12tのCO2が吸収(見込み)されます。
↓ 宮崎県知事より交付された認証書
簡単にこの制度をご説明します。
◆制度の概要
企業、ボランティア団体等が行う植栽や間伐などの森林づくり活動をCO2森林吸収量として評価し、自治体が認証する制度。
◆目的
この制度により、企業等による森林整備を促進するとともに、より多くの一般市民が森林づくり活動の効果に関心をもつ契機とし、地球温暖化防止をはじめ、地域の森林の多様な機能の持続的発揮に資することを目的としています。
◆対象者
CO2吸収認証の対象者は、森林所有者と森林整備に関する協定書等を締結し、計画的に森林づくり活動を行う企業、団体とされます。
◆対象となる活動
植栽、下刈、除伐、間伐
◆メリット
企業、団体等の支援により森林を整備することにより、次のようなメリットが考えられます。
森林所有者:資金、人手不足により手入れができない森林の整備
自治体:地球温暖化防止、水源涵養、土壌保全等、森林のもつ公益的機能の確保
地域:森林組合等への作業委託による就労の場の確保や、企業との交流による地域活性化
企業:企業イメージのアップ、広告宣伝、社員の環境教育、研修の場として活用
今後は、山梨県、千葉県でのプレゼントツリー植栽地の活動で、認証の申請をする予定です。
皆さまからご支援いただいているプレゼントツリーの森が吸収してくれるCO2の量が、このような形で可視化できると森の環境貢献度がわかりやすいですね。