こんにちは、プレゼントツリー事務局です
7月10日(日)宮城県大崎市鳴子温泉にある「Present Tree in みやぎ大崎」で、第3回目の植樹イベントを開催しました。
前日の午前中は雨模様だったようですが、当日の植樹作業中はほどよく曇り、午後の鳴子峡ウォーキングの際は晴天、とドンピシャ(!)の天気に恵まれました。
大崎市内外からの参加者と関係者を合わせて、参加者は総勢85名。第1回目からの皆勤賞の方もいらっしゃり、大変ありがたく存じます。もちろん、伊藤市長様も皆勤賞です!
開会式では、環境リレーションズ研究所理事長/鈴木、大崎市 市長/伊藤様、鳴子温泉旅館組合 女性委員長/遊佐様より皆さまに歓迎のご挨拶をいただきました。
(↑写真左より:環境リレーションズ研究所 理事長/鈴木、大崎市 市長/ 伊藤様、鳴子温泉旅館組合 女性委員長/遊佐様)
参加者の皆さまには、4班に分かれて植樹作業をしていただきました。事前に植樹エリアを整備して下さった大崎森林組合の若手軍団が、植樹の指導にあたります。植える樹種は、鳴子こけしの材料にもなるミズキをはじめ、ヤマザクラ、ミズナラ、イタヤカエデの4種類。準備した計400本の苗木は、皆さまのお力であっという間に植え終わりました!
植樹作業終了後は、各班のリーダーから「植林証明書」の贈呈。班のメンバー全員で、1本の苗木の里親さんになっていただきました。
その後は、昼食会場へ移動。芭蕉の「おくのほそ道」紀行にも出てくる尿前(しとまえ)の関にほど近い、築135年の古民家が会場です。
バスを降りて、古民家まで徒歩約5分。「おくのほそ道」の雰囲気を味わう束の間のタイムスリップです。
こちらの古民家「大家(おおえ)」で、今年6月からは毎週末「里山カフェ」を開かれ、また地元の方々の協力のもと、鳴子温泉の素敵なあれこれをワークショップ等を通じて広める活動をされている「さとのわ」さんがお料理を作って下さいました。メニューは、鳴子温泉のご当地ブランド米「ゆきむすび」 のおむすびと、お隣最上町産のアスパラの胡麻和え、具沢山のお味噌汁ときゅうりのお漬物です。
囲炉裏のある板間には、「釜神さま」が飾られています。この地方の古い農家には、火の神・家の神として、釜神さまが土間の釜柱か入口を向いて祀られています。カマオトコ、カマオンツァンなどと呼ばれ、古いものは煙で真っ黒になっています。怒りを含んだような無愛想な顔をした釜神さまは、伊達藩特有の神様だそうです。
お食事中には、メニューと「さとのわ」の活動について代表の鈴木美樹さまから、「おくのほそ道」について鳴子温泉観光ボランティアの会・会長の馬場祥悦(しょうえつ)さまからお話をいただきました。
昼食後は、観光ボランティア4名についていただき、鳴子温泉の観光名所「鳴子峡」の遊歩道をウォーキング。
国道47号に平行して走るV字型峡谷は、大谷川の侵蝕により成立した峡谷で、高さ約100mの断崖絶壁が2.5kmに渡って続きます。奇岩と松の緑が点在する中に織りなす秋の紅葉の美しさは、数ある名所の中でも第一級といわれるほどですが、深緑時の美しさも負けてはいません。普段は遠目に見る鳴子峡大橋を、今回は下から見上げることができました。また、眼下に見える、前日の雨で水量が増した渓流がとても涼しげでした。
(左:遊歩道から見上げる鳴子峡大橋 右:ガイドブックでもよく見るアングルの鳴子峡大橋)
急な階段を昇り降りして汗をかいた後は、冷たいもので一息。ゆきむすびアイス、美味しかったです(^^)v
大崎市からは、市公認ゆるキャラ「パタ崎さん」のタオルやクリアファイル等がプレゼントされました。
これをもって、植樹イベントのプログラムは終了です。参加者の皆さま、観光ボランティアの皆さま・大崎市職員の皆さま・大崎森林組合の皆さま、その他ご協力いただいた地元の皆さま、本当にありがとうございました!
<ご参加いただいた企業様(五十音順・敬称略)>
株式会社Control Union Japan、FCAジャパン株式会社、株式会社ブロードリーフ、三井住友カード株式会社、株式会社レオハウス
★おまけ★
今回の参加費には「立ち寄り湯特別チケット」分が含まれていました。当チケットご持参の方に限り、鳴子温泉旅館組合を通じてご協力いただいた8件の旅館のいずれか1ヶ所で、立寄り温泉を利用できるというもの。通常より時間を延長して、お風呂を解放していただきました。参加者の8割の方が、温泉に入っていかれたようです。