こんにちは、プレゼントツリー事務局です。
5月27日(土)に第3回「プレゼントツリー in 笛吹芦川」の植樹イベントを開催しました。お天気にも恵まれ、初夏の日差しを感じながら当日を迎えることが出来ました!「プレゼントツリー in 笛吹芦川」は、黒岳から流れる芦川上流の山里にあります。カラマツの伐採跡地に広葉樹を植え水源林再生を目指しています。
2020年7月に4者(笛吹市、森林所有者、中央森林組合、環境リレーションズ研究所)で協定を締結し、スタート。今年、おかげさまで3年目を迎えることができました。
当日は、東京から約50名、地元 笛吹市から約50名と総勢100名! たくさんの方にご参加頂きました。地元の小学生、高校生も集まってくれました!
開会式では、弊所理事長 鈴木 敦子からの挨拶に続き、笛吹市長 山下政樹さま、10年間の森の保育管理を実施いただく現地パートナーの中央森林組合 米山俊彦さまよりご挨拶をいただきました。土地所有者の方々もお越しくださり、ご紹介させていただきました。
中央森林組合 専務理事 伊藤 力様より植栽作業方法と注意事項をご説明いただきました。
そして、県内外からお集まりいただいた約100名の皆さんと植樹活動の前に記念撮影をしました。
早く植樹をしたくてたまらないご様子ですね…!
お待たせいたしました!いよいよ植樹スタートです♪ キハダ、ブナ、ミズナラ、ヤマザクラ、カエデの5種類の広葉樹、合わせて800本を植えていきます。
植栽地の様子。皆様、丁寧に植えてくださいました!
ありがとうございました!おつかれさまでした!
昼食には、山梨の郷土料理・ほうとう♪ 中央森林組合特製のほうとう、本当に美味しいんですよ~。森でいただくのがまた最高なんです! 芦川まちづくり実行委員会よりお野菜やピクルス、キャンドルの販売もして頂きました。
午後の散策前に植樹の閉会式を行い、参加者の皆さんに感想をいただきました。「芦川町や笛吹市へ訪れることで、この地域への愛着や繋がりを感じることができた」「大変だったけど楽しかった」などなど、事後アンケートも含めいろいろな感想を頂戴しました。ありがとうございました!今後に活かしてまいります。
午後は笛吹市の観光名所をご案内いたしました。笛吹市より貸し切り送迎バスをご用意いただき、2021年夏に誕生した富士山を一望できる眺望スポットFUJIYAMA ツインテラスへ。あいにく富士山の頂上付近は雲がかかり、全体をご覧いただくことはできませんでしたが、清々しい天候に皆さま楽しまれたようです。
新道峠を下り、すずらん群生地へ。山梨県立笛吹高等学校 植物研究所の皆様にお越しいただきました。高校生2人から『スズラン群生地を守る』、『スズラン群生地を支える生物多様性』についての研究内容を発表してくださいました。
「四季を通じて山地帯で見られる多彩な植物をまとまって観察できるところに大きな価値がある。これは笛吹市のたいせつな宝であり、保全活動に関わりたい」と力強い思いが印象的でした。
続いて、石和温泉駅近くに位置するマルス山梨ワイナリーへ。貯蔵庫や醸造所を見学。コルクの木に、皆様興味津々です!
そして、皆様お待ちかねの試飲タイム♪ ワインだけでなくぶどうジュースの試飲もあったので、お酒が飲めない方やお子様にもお楽しみいただけました。
石和温泉駅へと向かい、惜しまれながらも本日の行程は終了です。皆様、植樹活動を通じて笛吹市への理解や関心をもってご活動をいただきありがとうございます。地元の方々との交流は新たな発見や愛着が深まる、きっかけになりますね。ご参加の皆様、いつも温かいご支援とご協力をいただきましてありがとうございます。
最後になりますが、弊所の協働パートナーである笛吹市、地権者様、現地パートナー中央森林組合の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。今後とも、プレゼントツリーをよろしくお願いいたします!
動画はこちらから。