10月21日(日)10時、秋晴れの美しい空が広がる中、第10回なかがわ植樹祭がスタートしました!
中川町在住者を中心に約100名の方々が参加して、ミズナラ、キタコブシ、ヤチダモ、カツラ、エゾヤマザクラ計5種類の苗木を約500本植えました。来年の「Present Tree in 中川」の植樹地もここ、「ニオの森」で開催されます。
植樹後には、町の婦人会が用意下さった手作りの豚汁とおにぎりをほおばりながら、町の方々との交流は、とても楽しいひと時でした。
植樹祭終了後は、町役場の方々が中川町を案内してくれました。
最初に訪れたのは、中川町産木材を使った地元の木工作家の工房です。建築木材として使用できない木(虫食いや曲った木など)の性質をそのまま生かし、約2か月ほどかけて、一つ一つ丁寧に作り上げていきます。できる限り無駄のないよう削り残しの廃材は、チップにして公園に敷くそうです!
木工作家の高橋綾子さんの工房と作品
白樺とオニグルミを使った 樹皮細工( 田代 絵美さんの作品)
道北に豊富にある根曲がり竹を使って籠を編んでいる勝籠さんの作品と工具。
この道60年の大ベテランです!
車で移動中に、エゾシカ、キタキツネ、オジロワシなどが次々に登場!思わず車を止めて撮影しました。
中川町では、町有林に試験場を設けて、地域在来の広葉樹の育成にも取り組んでいます。
中川町は、人口1600人のとても小さな町ですが、「森林文化の再生」を目指して色々な取り組みに挑戦しています。ぜひ、見所満載な中川町にお越し頂きたいと思います。
レトロ感満載の中川町駅