マツクイムシ被害を受けた笛吹市御坂町尾山の里山に広葉樹の苗木を植えるイベントが12日、開かれた。県内外の親子ら約150人が、鍬を使って斜面を掘り、ヤマザクラや、クリなどの苗木を植えた。
認定 NPO 法人「環境リレーションズ研究所」とジープ車などの輸入を手掛ける FCAジャパン(いずれも東京)が企画。同研究所は笛吹市や山林所有者と森林整備などを目的に協定を組んで 2017年から里山づくりに取り組んでいて、同社は活動に賛同している。
イベントにはジープ新型車の購入者や家族、社員らが参加。約4ヘクタールの山林に植樹した。家族4人で訪れた横浜市の会社員金城善人さん(37)は「自然に触れる機会は少なく、植樹も初めての経験。木が育ったら、子供と一緒に見に来たい」と話していた。