「Present Tree in くまもと山都」第4弾の協定式が行われました

3月22日(金)、熊本県益城群山都町の山都町役場にて、プレゼントツリーの国内51カ所目となる「Present Tree in くまもと山都Ⅳ」の協定式が行われました。

調印に先立ち、山都町の楢林副町長よりご挨拶いただきました。「山都町はSDGs未来都市として選定を受け、持続可能なまちづくりを行っていますが、森林整備協定も重要な要件の一つ。今日は4回目の協定ということで、皆様のご協力に感謝申し上げます。来月には植樹イベントも控えておりますので、ぜひたくさんの方に山都町にいらしていただきたい。これからもどうぞよろしくお願いいたします」。続いて弊所理事長の鈴木からもご挨拶をいたしました。「『Present Tree in くまもと山都』では、これまでに合計1万6千本の樹に里親さんがついています。1本ごとに里親さんがついて、地元と一緒に協力しながらその樹を育てていくその過程で地元と縁ができるのがプレゼントツリーの特徴です。この里親さんたちを山都町に連れてくると、町を挙げて歓迎してくださるので、私たちも気合が入ります。新たな10年間の協定ですので、これからもどうぞよろしくお願いいたします」

そして、山都町の楢林副町長、緑川森林組合の坂田理事長、森林所有者代表の中村さま、そして環境リレーションズ研究所理事長の鈴木の4者が集い、森林整備協定の協定書に調印を行いました。この協定にご尽力いただきました関係者の皆様に、改めて厚く御礼申し上げます。

2020年に募集始まった「Present Tree in くまもと山都」。「豊かな生態系を育む有機の里の棚田を守ろう」をコンセプトに、これまでに3つのエリアで協定が行われ、合計1万6千本の樹に里親さんをつけてきました。昨年10月には「Present Tree in くまもと山都」第1・第3協定エリアが環境省より「自然共生サイト」に認定され、生物多様性を保全する取り組みとしてさらに注目をされている植栽地です。

2021年に植樹が行われた第1協定エリアを視察してきました。まだ3年しか経っていないのに、もう人の背丈を超すほど大きく育った樹もあるほど! 他エリアに比べて生長が早い理由は、温暖な気候や日当たりのよさもさることながら、何と言っても「豊かな土壌」なのだそうです。さすが有機の里、豊かな生態系を育む土壌は森づくりにも効果を発揮しています。この場所に立って景色を眺めているだけでも、大地からほとばしるパワーを分けてもらっている…そんな感覚になります。

とはいえ、森づくりには時間がかかります。「100年先にも山都町の豊かな景色を残したい」という想いを里親の皆様と共有できることは、私たちの大きな喜びです。ぜひこれからも皆様の温かいご支援、お待ちしております!

「Present Tree in くまもと山都Ⅳ」の詳細・申し込みはこちらから。

Present Tree 事務局

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