「Present Tree in くまもと山都」 第1回植樹イベントを開催しました【2日目】

4月10日~11日に、「Present Tree in くまもと山都」 第1回植樹イベント、1泊2日ツアーを開催しました。

1日目のツアーの様子はこちらから

「Present Tree in くまもと山都」 第1回植樹イベントを開催しました【1日目】

  

2日目の朝はおいしい朝ご飯からのスタート。

地元の食材ふんだんの、ホッとする朝ご飯をいただきました。

  

この日予定しておりました行程、訪問場所のなかに、大型バスが入れないところがあり、急遽予定を変更することになりました。

参加者のみなさまにはご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんでした。

  

朝、バスを出発させ、下田さまと合流。

バスを降り、最初の目的地、下田茶園に歩いてに向かいました。

途中、高台から山都町の風景を見渡せる、景色の素晴らしい場所をご案内いただき、 お天気も良く、風も心地良く、気持ちの良い散策となりました。

高台からおり、下田茶園へ向かいます。

下田茶園は、土づくりからこだわり、すべて無農薬・有機栽培の茶畑です。

下田さまから、新芽を少しかじってみて、とのこと。

その通りに新芽をかじると、お茶の苦み・甘みが口いっぱいに広がりました。

茶畑を降りていき、下田さまのご自宅へ。

お茶の販売もしていて、弊所代表鈴木がセールスレディ―となり、みなさまに貴重なおいしいお茶をご購入いただきました。

鈴木によると、お茶はチャドクガという害虫がつきやすく、通常大量の農薬を使用するそうです。

それを目にして、鈴木は一般に販売されているお茶を飲めなくなってしまったとのこと。

しかし下田茶園のお茶はすべて無農薬で、また香り・味が絶品、お茶の甘さを楽しめるとのことで、大人気でした!

ここからは下田さまにもバスに乗車いただき、ガイドをしていただきました。

山都町の魅力や、下田さまご自身の活動、通潤橋についての絵本を出版したストーリーなど、お話を伺っているうちに『通潤用水小笹円形分水』に到着。

時間が限られていたため、軽く見学したのち、バス移動中に下田さまに解説いただきました。

円形分水は笹原川の水を野尻・笹原地区と白糸台地に送る分水装置で、農地面積の比率によって7:3の割合で2方向に分派され、7割は通潤橋で有名な通潤用水に水を運び、もう一方の3割は野尻・笹原地区へ送水しています。

   

その次に訪れたのは、『弊立神宮』で、山都町でも近年大注目のパワースポットだそうです。

およそ150段の階段を登ると、本殿があり、その向かって右側に樹齢15000年と伝えられるヒノキのご神木があります。

樹齢15000年と伝えられるヒノキのご神木

また境内の森には、五百枝杉(いおえすぎ)と呼ばれる、樹齢6000年ともいわれる杉があり、その幹の太さ、高さ、枝ぶりは見事でした。

  

午前中はたくさん歩き、階段の上り下りもあったので、次はお待ちかねのお昼ごはん。

道の駅『そよ風パーク』にて、地元野菜を中心としたバイキングをいただきました。

とてもおいしく、おかわりをする姿が多く見受けられました。

  

そよ風パークは広く、敷地内を移動しながら、壮大な阿蘇の景色を望めました。

ここで下田さまとはお別れです。 最後にご挨拶をいただきました。

これからの森の在り方や山都町への想い、貴重なお話をたくさん聞くことができました。

2日間、本当にありがとうございました!

  

バスは次の目的地『白川水源』に向かって出発。

ここで弊所理事長鈴木から、プレゼントツリーの仕組みや、ご寄附のお願いをお話しさせていただきました。

その後は西野さまより植生についてお話いただき、植物について理解を深めました。

またバスの運転手さんが阿蘇の山々について解説くださいました。

「阿蘇山」は単体の山ではなく根子岳(ねこだけ)・高岳(たかだけ)・中岳(なかだけ)・烏帽子岳(えぼしだけ)・杵島岳(きじまだけ)などを総称した呼称で、五つの岳を総称して阿蘇五岳と呼ばれます。

一番高い高岳の標高は1,592m、語呂合わせで「肥後国(ひごくに)」と覚えるそうです。

  

バスは『白川水源』に到着。

『白川水源』は環境庁の「名水百選」に選ばれるほど有名な水源で、常温14℃の水が毎分60トンも湧き出て、熊本市内の中央を流れる白川の源となっています。

湧き水は透き通り、本当にきれいでした。

水源の水はくむことができ、ペットボトルや水筒に入れ、その場で飲むこともでき、おいしい!という声が上がっていました。

コーヒーが大好きな理事長鈴木、おいしい水から作られたおいしいコーヒーが飲みたいと、お茶屋さんへ。

東京から来たことを伝えるとなんとお店のご主人がお水とソフトクリームをサービスしてくれました!

もちろんコーヒーもあっさりしながらもコクがあり、おいしくいただきました。

ちなみにソフトクリームは水は関係なく、北海道のジャージー牛乳を使ったものだとか。

コーヒーはUCC、水はどこも一緒よとのこと。面白いご主人でした^^

  

ツアーの行程も終盤に差し掛かってきました。

次に向かうは『山田さんちの牧場・ミルクの里』です。

移動中、バスの駐車場確認のため先に現地に向かった先発隊より連絡が入り、 なんと大混雑で、はたしてみなさまにソフトクリームを食べていただけるか?!という状況のこと。

バスでアンケートを取ったところ、多くの方が、牧場のソフトクリームを食べたい!とのことでしたので、当初の予定通り向かうことになりました。

到着してみると、確かに人がいっぱい!

みなさま大行列に並んでいただき、ソフトクリームを食べれたようです。

ここで事務局スタッフは西野さまと今後の植樹についての打ち合わせ。

何故か打ち合わせのお供はアイスコーヒーでしたが、こちらもさわやかでとてもおいしかったです。 (ソフトクリームもすっごく、食べたかったな。。 )

しかし弊所、本当に元気なスタッフばかり。2日目終盤でこの笑顔です^^

  

バスに戻り、熊本空港に向かいます。

弊所運営事務局長石森はレンタカー返却のためここでお別れです。

バス内で解散式を執り行い、法人事務局長前野と、理事長鈴木が挨拶させていただきました。

また西野さまよりお言葉をいただきました。

本ツアーで、植生について様々なお話をしていただき、本当にありがとうございました!

貴重でためになるお話しばかりで、きっと参加者のみなさまは心をつかまれたことと思います。

今後も西野さまにはプレゼントツリーの森づくりにご協力いただきますので、西野fanのみなさまはぜひ次回イベントもご参加ください!

  

バスは無事に熊本空港に到着。

今回、様々な変更がありながらも、無事ツアーをやり切れたこと、ホッとしております。

これも参加者のみなさまのご協力のおかげです。

本当にありがとうございました!!

  

今回のツアーで撮影しました写真は、facebookよりダウンロードいただけます。

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PresentTree・facebookページはこちらから

「Present Tree in くまもと山都」 第1回植樹イベント・ツアーのアルバムはこちらから

  

また、ツアー内容のご参考に、配布しましたしおりのPDFを掲載させていただきます。

  

このツアーが、

●山都町に興味を持っていただいただき、現地との交流を続けていただくこと

●植樹した樹に愛着を持っていただいたき、また現地に訪れていただくこと

 のきっかけになれば、幸いです。

そして引き続き山都町と、プレゼントツリーを応援いただけますと嬉しい限りです。

Present Tree 事務局

〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-3-12 神田小川町ビル8階
Tel 03-5283-8143 / Fax 03-3296-8656

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