こんにちは、プレゼントツリー事務局です。
宮崎県西諸郡高原(たかはる)町にて2010年にスタートした「Present Tree in 高原」は、10,000本の樹に里親さんが付き、おかげさまで2023年8月に協定満了を迎えることができました。長きに亘るたくさんのご支援、誠にありがとうございました。
林業によって木を切った後、再植栽が行われないまま放棄されている「植栽放棄地」。そこに九州の元々の植生であるシイやカシを植えて自然の姿へ返し、森林本来の機能を早期に復活させ、自然と人が共生する空間を取り戻したい。そのような想いから始まった「Present Tree in 高原」。
2011年1月の新燃岳噴火により、高原町は甚大な被害をうけました。先にスタートしていた蒲牟田エリア「神武の森」はその際に立ち入り禁止区域に指定されてしまいましたが、本エリアには全く被害がなく、苗木も健やかに育っています。2012年にはプレゼントツリーとして「新燃岳噴火災害復興祈念植樹ツアー」を企画、首都圏から参加者を募り高原町の皆様に元気を取り戻して頂くため、交流イベントを実施しました。町民の方々と里親さんとが協力して植樹を行うとともに、農業体験や温泉を通して地域の魅力を体感し、その速やかな復興を祈願した証として、今でも10,000本分の里樹の内500本分には、高原町とプレゼントツリーとのダブルネームで「新燃岳噴火災害復興祈念」特別仕様のお名前付きプレートが装着されています。
高妻町長より、支援者の皆様に感謝のメッセージが届いております。元気に育った森の写真も添えられていますので、ぜひご覧ください。
10年間の長きにわたる皆様からの温かいご支援・ご協力、誠にありがとうございました! 今後ともプレゼントツリーをよろしくお願い致します。