様々な立場の方が、「森を守ろう」「未来に美しい森を残そう」とご支援くださっているプレゼントツリープロジェクト。そんなプレゼントツリーに関わる人々へのインタビュー連載企画【森を守る人々】、今回は10月に初となる植樹イベントを開催されたジェットスター・ジャパンのニック・マッグリン取締役会長にお話を伺いました。
ジェットスター・ジャパン株式会社とは?
「日本の空、世界の空を、もっと身近に。」をビジョンとして掲げ、2012年7月より日本国内線、2015年2月からは国際線の運航を開始したカンタスグループの格安航空会社(LCC)。現在、国内14都市・海外2都市に就航し、国内線16路線・国際線3路線を運航しています。また、12月15日より成田~旭川の新規就航が決定しています。
今年3月、森林再生プロジェクトであるプレゼントツリーへ賛同し、寄付プログラム「StarTrees」が始まりました。ジェットスター・ジャパンさまは、この「StarTrees」を通じて日本各地の森林再生に貢献することで、お客さまや地域と共に持続可能な社会の実現を目指しています。2023年10月10日にキックオフイベントを開催、ジェットスターを利用するお客さまおよびジェットスター社員さまからの寄付金により「Present Tree in 北海道」にてアカエゾマツの苗木を約200本植えました。この一帯は、ジェットスターのマスコットキャラクター「ジェッ太」にちなんで、「ジェッ太の森」と名付けられました。
環境への配慮はもちろん、次世代を担う若いお客さまに向けての「森林再生」
—まず、プレゼントツリーをご支援いただいたきっかけを教えていただけますでしょうか。
「一つは環境に対する意識の高まりです。我々は航空会社として、運航を通じて化石燃料を消費しています。その影響を少しでも和らげたいという思いがあります。二つ目は、我々のお客さまは若い世代が多いということが挙げられます。若い世代の方々は、環境に対する意識の高いSDGsネイティブ世代でもあります。若い方々に利用していただく上で、会社としての姿勢や活動をお客さまに対して訴求していくことが重要だと考えました」
—今日はジェットスター・ジャパン社員の皆様15名と植樹をご体験されました。実際に樹を植えてみて、いかがでしたか?
「とても楽しかった! 我々は普段はオフィスで仕事をしているのですけれども、今日はこうして北海道の大自然の中で活動できたことも新鮮でした。苗木が可愛らしくて、なんだか自分の子どものように感じられて…それもとても喜ばしいことです。こうした活動を通じて、地域への貢献ができるというのは非常に嬉しい。とても良い一日になったなと感じます」
これからも長期的なパートナーとして取り組んでいきたい
—楽しんでいただけて私たちも嬉しいです! 最後に、これからプレゼントツリーに期待すること・一緒にやっていきたいことがありましたら教えてください。
「非常に良い、力強いパートナーシップを組めていると感じています。今回は東京(成田)ー旭川の就航を記念して北海道での植樹になりましたが、今後は他の地域でもこういった活動をしていきたいと思っています。『StarTrees』ではお客様から引き続きご寄付をいただいておりますので、今後も短期的ではなく長期的なパートナーとして、引き続き取り組んでいきたい」
—ニック・マッグリン会長、お忙しい中インタビューにお答えいただき、誠にありがとうございました!
若い世代のお客さまが多いというジェットスター・ジャパン。今回の植樹イベントに参加された社員の皆さまも、お若い方が多いなぁという印象でした。皆さまとても熱心に植樹に取り組み、その後の森林の視察でも現地の先生の話に興味深く耳を傾けていらっしゃるのを拝見して、「次世代を担う若者たちのために」とおっしゃるニック・マッグリン会長の思いが、社員の皆さまにも伝わっているのだなと感じました。
プレゼントツリーは、100年後の森づくり・地域づくりを目指しています。ジェットスター・ジャパンの皆さま、これからも豊かな森や環境を次世代に残していくために、一緒に取り組んでまいりましょう!
ジェットスター・ジャパン株式会社…https://www.jetstar.com/jp/ja/about-us/jetstar-group/jetstar-japan